内的家族システム(インターナル・ファミリー・システム)IFSとは
40年近い歴史を持つ、臨床から生まれたアプローチです
IFSは、家族療法士である米国のリチャード・シュワルツ氏が開発した、40年近い歴史を持つ、トラウマ治療を得意とする画期的な心理療法です。
身体疾患にエビデンスが認められています
IFSは精神心理的な問題の解決に定評があるだけではなく、2013年に発表された関節リウマチに対する研究論文で、IFSの効果が認められたことが実証されています。
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IFS 内的家族システム療法について
”私たちの心は、沢山の副人格(パーツ)が集まってできたシステムである”
内的家族システム(Internal Family Systems Model:IFS)とは、アメリカの家族療法士リチャード・シュワルツ博士により開発された心理療法です。
現在とても人気があり、世界中で広まっています。
IFSが他の心理療法と異なる特徴は、
①人の心は、多数の副人格(サブパーソナリティー、パーツ)の集合体である
②システム思考を取り入れている
③「Self(セルフ)」という、すべての人の中にある、パーツとは異なるマインドフルな視点を持った意識が、癒しのリソースとなる
④一般的には、病的と捉えられる心理的な状態も、パーツのアクティビティと考え、病理的な捉え方をしない
などが挙げられます。
IFSでは、クライアントのSelf(セルフ)とパーツの関係性を育んでいくことにより、内なる調和を導き、セルフ・コンパッション (自分自身への慈悲)を高め、心理面および健康面などの様々な問題解決や、自己成長を促していきます。
IFSの適用範囲は広く、心理臨床以外にも、教育、自己表現、カップルセラピー、霊的な成長、様々な対立の解消、社会運動など、多岐な分野で取り入れられています。
コラム
天狼院メディアグランプリに掲載されました
2021年8月19日
トラウマ・リカバリー・サミット2021
2021年7月8日